環境省_浮体式洋上風力発電実証事業

よくある質問と回答

Q1. 実証機ってなに?

国内で運転している風車では最大級の2,000kW発電機を登載した、日本初の浮体式洋上風力発電施設です。小規模試験機と比べてスケールは2倍、発電能力は20倍になります。

Q2. ハイブリットスパー型とは?

日本生まれの最先端技術です。スパー上部に鋼、下部にコンクリートを併用(ハイブリット)することで、風車の重心を下げて安定性を向上させたほか、純国産のコンクリートを使用することでコスト削減に成功しました。

Q3. 実証機1基の重さは何トンですか?

約3,400トンです。中空となった下部スパー内部に約1,400トンのバラストを注入してバランスを保っています。

Q4. 風車が倒れることはない?

はい。「起き上がり小法師」のように、どんなに傾いても起き上がり、もとの状態に戻るように設計されています。

Q5. 台風の時はどうするの?

台風時には所定の風速を超えるとロータの回転を自動的に止めて風を受け流します。

Q6. 発電量は何世帯分ですか?

今回の実証機は2,000kW級の風車で、およそ1,800世帯*分の発電量です。

[*] 1800世帯の算定根拠について
電気事業連合会で公表されている「一世帯あたり電力消費量の推移」より
http://www.fepc.or.jp/enterprise/jigyou/japan/sw_index_04/
最新の、2009年度 283.6kWh/世帯/月 を採用。設備利用率は、平成24年度に設置していた小規模試験機の連続運転時の実績より35%を採用。これらの数値より、2000kWh×24時間×365日×0.35÷12ヶ月÷283.6kWh/月/世帯 = 1801.8 世帯となることから、1,800世帯としています。

Q7. 発電した電気はどうするの?

九州電力の系統に連系し、椛島をはじめ五島列島の住民の方々に供給され、日常的に使っていただいています。

Q8. 風車はいつ運転しているの?

 現在は風や波の条件が変わっても最も良い発電効率を得るための重要な試験をしています。波浪や風速、風向や周囲の状況を確認しながらの試験となるため、しばらくの間は平日の昼間だけの有人運転としています。
 また、風が吹いていても試験の内容によっては停止させて観測することもありますし、定期点検では数日連続して停止することもあります。観光で楽しみにしていたのに回っていなかった…ということも度々あるかとは思いますが、将来、安全で環境にやさしいエネルギーを得るためのとても重要な試験を行っていますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。